スピロメータ― (Spirometer)
呼吸法練習器具として大勢の木管楽器、
        金管楽器奏者に利用されています。4400
      
(予備の透明チュ−ブはつかなくなりました。)

工場が閉鎖されたため在庫が無くなりました。 3/13,2024

 


肺活量を増やし、安定した息の流れを作るための器具です。
特に、力の入った息や金管奏者の高音域でありがちなアイソ
メトリック (エネルギーは使うものの息が出ていない状態) を
解消します。ボールの動きを見て、自分がどのような空気の
出し入れを行っているか視覚的に把握することができます。
 
空気が流れているときだけ管の中のボ−ルが動くので、
安定した息の流れを作り出すのに役立ちます。

* 写真右側の透明チュ−ブは、現在ついていません。

https://www.youtube.com/user/japantubacenter
に使用法の動画を載せています、参考にして下さい。

大変好評のスピロメ−タ−ですが、パンデミックの影響を
受けて製造する工場が閉鎖されたままです。4月8日現在
入荷のめどが立っていません。 入荷する際にはこの欄に
てお知らせしますので、宜しくお願いします。  JTC香川


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スピロメーターの正しい使い方

ポイント
: 姿勢正しく座る又は立つ。: "ホ"の口で呼吸すること。
: 最初のブレスをするとき、空気の流れに注意すること。

使い方
1 チュ−ブとマウスピ−スを本体に取り付ける。
2 ダイヤルを回して空気の流出量を調節する。
  (ダイヤルを全開にすると、空気流出口が最大に、空気抵抗は最小  になります。玉が最も上がりにくい状態です。
  ダイヤルを戻すと空気流出口が閉じ、抵抗が最大になって玉は最も  上がりやすくなります。)
3 上体を起こし、マウスピ−スを唇に当てて、空気を出し入れ しながら  ボ−ルを上げる。


練習1:マウスピースを口に当てます。初めは1〜2秒で速く息を吸入し、だんだん6〜7秒位かけてゆっくり息を取り、ボールを上げます。   ブレスできる時間は抵抗の大きさによって変わりますから、ダイヤルで空気抵抗を調節し、短い時間に大きなブレスをしたり、逆にブレスを長く伸ばす練習します。

練習2:マウスピースを口に当てます。息を吸ってボールを上げます。ボールを上げたまま本体を逆さまにし、素早く息を吐き出します。 この本体の上下と息の出し入れの動作を繰り返し、常にボ−ルを一番上に保つよう練習します。徐々にブレスとブレスの間隔を長くしていきますと、無理なく呼吸が出来るようになります。

練習3:次はテクニカルなパッセ−ジを演奏するために、安定したしっかりした息の流れを作る練習をします。 本体を逆さまに持ち、チュ−ブを唇にくわえます。テクニカルなパッセ−ジをタンギングし、ボ−ルがタンギングと同時にきちんと動いているかを確かめます。やさしい軽快なパッセ−ジはダイヤルをなるべく閉めて空気流出量を小さくし、音の大きい強いパッセ−ジはダイヤルを開けて練習します。

練習4:先ずはダイヤルを最小の数字にセットして下さい。マウスピースをホースから外し、片手で本体を逆さに持ちます。 もう一方の手でホースを持ち、ホースの先と唇を2cm程度離すように構えます。フルブレスの後、ホース入り口に息を吹きかけます(母音の{O:オ}を保ちます)。  下にある玉が出来るだけ長く、上に浮いた状態でキープできるようにトライします。この練習の後、すぐに楽器で演奏してみましょう。息の流れがスムースになり、より豊かな響が得られます。これができるようになると、ダイヤルを少しずつ動かしていき、最後は最大(12)になるまで練習して下さい。

*注意:聞こえる雑音がクレッシェンド、ディミュニエンドに聞こえないように、リラックスして真っ直ぐに息を吹き込みます。思ったほど、たくさんの早い息は必要ありません。楽器を演奏したことがない人の方が上手に出来るほどです。玉が上に上がる事に集中して下さい。


 金管楽器奏者はチュ−ブの先端にマウスピ−スをつけて
 実際に音を出して練習することも出来ます。

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